第3巻436番歌はこちらにまとめました。
第3巻 436番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 436番歌 |
作者 | 河辺宮人 |
題詞 | (和銅四年辛亥河邊宮人見姫嶋松原美人屍哀慟作歌四首) |
原文 | 人言之 繁比日 玉有者 手尓巻持而 不戀有益雄 |
訓読 | 人言の繁きこのころ玉ならば手に巻き持ちて恋ひずあらましを |
かな | ひとごとの しげきこのころ たまならば てにまきもちて こひずあらましを |
英語(ローマ字) | HITOGOTONO SHIGEKIKONOKORO TAMANARABA TENIMAKIMOCHITE KOHIZUARAMASHIWO |
訳 | 人の噂の激しいこのごろ、もしもあなたが玉ならば腕輪にして持ち歩き、恋わなくていいのに。 |
左注 | (右案 年紀并所處<及>娘子屍作<歌>人名已見上也 但<歌>辞相違是非難別 因以累載於茲次焉) |
校異 | – |
用語 | 挽歌、和銅4年、年紀、作者:河辺宮人、行路死人、大阪、地名 |